妄想▶︎現実に。

LIFE! (2013)という映画が好きです。

主人公のウォルター(ベン・スティラー)は、『LIFE』編集部のネガフィルム管理部門で真面目に働きながらも、地味で平凡な人生を送る冴えない男。想いを寄せている同僚のシェリル(クリステン・ウィグ)に直接声を掛ける勇気もなく、彼女がパートナー探しのウェブサイトに登録していることを知れば、自身も登録してみるものの、特徴的な体験談のひとつさえも書くことがない。しかしお得意の空想の世界では、時にアクションヒーロー、時に勇敢な冒険者となり、シェリルに対して情熱的な台詞を言うことも出来た。

(Wikipediaより引用)


はじめ彼は妄想しかできなかったのですが、旅に出ることによってヘリから海に飛び込んだり、鮫と戦ったり、スケートボードでアイスランドの山道を滑りおりたり、ワイルドな人生をおくっていきます。

次第に妄想の数も減り、旅から帰った時にはビックリするくらいおもしろい体験談ができあがったって訳です。


妄想でしかなかった彼の理想の自分が、どんどん現実になっていく過程が素敵だなと思いました。


現実をおもしろいものにするには、始めは妄想だっていい。おもしろい妄想をたくさんして、それを全部現実に変えていければいいなって思える映画でした。


作中に出てくるLIFE誌のスローガンも僕は大好きなので紹介します。

To see the world, Things dangerous to come to, To see behind walls,

To draw closer, To find each other and to feel.

That is the purpose of life.

世界を見よう 危険でも立ち向かおう 壁の裏側を覗こう

もっと近づこう もっとお互いを知ろう そして感じよう

それが人生の目的だから






IDEA COLLAGE

勝俣泰斗の雑多な頭の中のコラージュ。

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