武井壮から学ぶ人生で大事な4つのコト

勝俣泰斗が尊敬する人物第二弾は百獣の王でおなじみ、

武井壮さんです!!

*僕は武井さんの事を極度に尊敬しています。いわば僕にとって”偉人”みたいなもんです。

徳川家康とか坂本龍馬をもはや徳川さんとか坂本さんと呼ばないのと同じ原理で、

以下、武井壮さんをあえて「武井壮」と、フルネーム+呼び捨てで呼ばせてもらいます。

◯武井壮って誰?

みなさん武井壮と聞いてどんなイメージを持ってるでしょうか。

「武井壮??」
「あぁー、あの空想で動物とかと戦ってるお笑い芸人でしょ???」

くらいに考えている諸君の顔面には、残念ながら後ろ回し蹴りを叩き込まなければなりません。

武井壮は現代社会において全若者見習うべきロールモデルみたいなもんです。

まずは、武井壮の超絶ぶっとんだ略歴を紹介します。

22歳:十種競技種目別最高記録保持(競技歴2年半)
24歳:ダンロップスポーツゴルフ特待生として、アメリカにゴルフ留学
28歳:台湾プロ野球リーグの特別コーチ就任
32歳:萩本欽一監督「茨城ゴールデンゴールズ」所属
33歳:オリジナルソングCD「Life」作成(は?)
34歳:手だけで高尾山登頂(はぁ??)
36歳:ソフトバンク本多選手のコーチ就任、翌年盗塁王になる
39歳:笑っていいとも月曜レギュラー

一言でいうと

「よくわかんない」

ですね。

とりあえず実はいろんなことやってて、スポーツの実力に関しては文句なしにすごい人ってことです。

◯武井壮が教えてくれるコト。

僕たちが武井壮から学べることは山ほどありますが、今回は4つに厳選し、人生のエッセンスが詰まった興味深いエピソードとともにいくつか紹介させて頂きます。

(1)WHYを突き詰める

野球をやっていた小学生の武井少年は、頭の中では全打席ホームランを打ちたいと思っているのに、打てないのが不思議でしょうがありませんでした。

水を飲みたいからペットボトルのふたを開けて水を飲む。この作業を失敗することは絶対ないのに、なぜホームランは毎回打てないんだろう。みんなが「プロでも打てないんだから、そういうもんなんだ」で片付けてしまうところを武井壮はWHYを問い続けました。そんなとき、父が撮った武井壮がキャッチボールしている映像を見てみると、あることに気付きました。

「俺じゃない!!」

彼は頭で思い描いているピッチング・バッティングフォームと自分の実際のフォームが全然違うことに愕然としたのです。

それから武井壮は、スポーツの練習云々の前に、

「武井壮自身の”体を頭で思った通りに動かす”練習」

を始めました。

彼はそれをスポーツ上達の秘訣と考えています。

誰もが見過ごすポイントにWHYの視点を持てたからこそ、彼は独自のスポーツ理論を身につけたのです。

(2)やりはじめるのに遅いなんてことはない。

彼は、大学の十種競技で日本一の記録を持っていますが、子供のころから専門的に陸上を練習してきた訳ではないのです。十種競技というのは、100m走・走り幅跳び・砲丸投げ・走り高跳び・400m走・110mハードル・円盤投げ・棒高跳び・やり投げ・1500m走を2日間で行うもので、この競技の勝者は『キングオブアスリート』と呼ばれます。並の運動能力ではとてもじゃないがこなせないスーパーハード競技なんですが、彼は大学に入ってから十種競技を始めました。

日本一になった当初の競技歴はたった2年半しかなかったんです。

その後、当時スターだったタイガー・ウッズに憧れ、プロゴルファーを目指し始めました。またも全くの初心者だったにも関わらず、持ち前の運動神経でなんとダンロップの特待生を募集するテストに見事に合格し、当時の世界ジュニアチャンピオン、世界ジュニア2位、日本学生チャンピオンと共にアメリカ留学を果たしました。その後も野球選手になったり、彼はスポーツの幅をどんどん広げていきます。

普通、スポーツは子供の時からやっていないとプロには到底なれないと思いがちですが、彼のエピソードを見ていると、何か新しいことをやり始めるのに遅すぎるなんてことはないと気づかされます。

(3)常識を逸した生命力

アメリカにゴルフ特待生の企画が終った後も武井壮のゴルフへの情熱は消えていませんでした。彼はアメリカに留まるにもお金がないので、ゴルフの練習場で曲芸をすることにしました。クラブとボールを使ったリフティングで金持ちゴルファーの目を惹くと、彼は「アメリカンドリームを目指して頑張っているんだ!」とゴルフへの熱意を語り、スポンサーを集め、彼らから提供してもらったお金で4年間のゴルフ生活を続けました。

「お金がないから留学できない、コネがないから仕事がない」

そんな凝り固まった常識をドライバーで打ち抜いてくれるような武井壮のエピソードのひとつです。

(4)仮説ー行動ー検証ー改善のサイクル

あらゆるスポーツをこなせる武井壮は、ともすると天才と見られてしまいそうですが、僕はそうではないと思っています。彼は、愚直なまでに努力の人です。

以前、武井壮が子供に逆立ちを教えるという番組があったのですが、彼がとても分かりやすく教えていることに驚きました。天才は”自分ができてしまう”が故に教えるのが下手だといいます。彼は、なぜできないのかを悩みに悩んできたからこそ、できない子に教えるのが上手なんだと思いました。自分がすべて通ってきた道だからこそ、できない子が何故できないのかが分かる、そんな教え方でした。

できない▶︎なんでできないんだろう▶︎こうやったらできるんじゃないか▶︎やってみたらできなかった▶︎なんでだ?▶︎じゃ次はこうしてみよう・・・繰り返し。

こんなサイクルを自身が繰り返した武井壮だからこそ、そのサイクルの最後の仮説と行動と検証部分を人に教えてみせたら、簡単に上達する。

そんな仕組みな気がしました。

武井壮の素人でもデキる逆立ち方法がすごい⬇️

◯武井壮がテレビに出る意味

じゃ、武井壮ってなんでテレビとかでてんの?

って話にもなると思うんですが、それも彼なりの理由があるんです。

彼は「十種競技で日本一になれば、スーパースターになれる!!」と思っていたのですが、日本一になった後でも街行く人の中で武井壮を知るものはいませんでした。その後もいろんな競技で結果を残すも、彼が思い描いていた”スター”になれている気は全然しませんでした。

そんな時、テレビにでる芸能人や歌手と出会いました。

彼らと街を歩くと、街行く人みんなが「◯◯さんだ!!」と笑顔になり、彼らが話すとみんなが笑い出す。友人の歌手がライブで歌うと1万人が一気に泣いたり、喜んだりする。そういった人達を目の当たりにし、衝撃を覚え、武井壮になくて彼ら芸能人にあるものに気づいたのです。

「物事の価値を生むのは人が求める数だ。」

「自分のスポーツのクオリティは決して低くない、しかし価値がない。なぜならそれを求める人が圧倒的に少なかったからだ。」と思い、彼は人に求められる力をつけるため、そしてスポーツをもっとみんなに知ってもらうためにテレビに出始めたのです。

彼はテレビで「動物の倒し方」を面白おかしくしゃべって、人気を得ましたが、彼の本質は「動物を空想で倒せる人」なんてとこにありません。テレビはあくまで彼の理想を叶える手段であって、視聴者に興味を持ってもらうきっかけでしかないのです。

その奥には、日本のスポーツ界の現状を憂いて、スポーツの価値を上げようという彼の努力が隠されているんです。

彼はバラエティに出ることでどんどんどんどんトーク力も上がっています。Youtubeやラジオ彼の話を聞いていると、いかに面白く、興味を持ってもらうように喋るかが意識されているのが良く分かります。

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◯武井壮が目指すもの

武井壮が目指しているものはなんなのか?

師曰く、「目標って言うのは、もうね・・・・進化。」

東京オリンピックに出ることなどももちろんやりたいことの一つではあるが、

それはあくまで通過点で、彼の究極の目標というのは、この世にあるあらゆる能力を極め尽くし、

「死なない」

ことらしいです。(笑)

武井壮らしい、ぶっとんだ、というか馬鹿げた発言ですが、

常に僕の予想を覆してくれる武井壮ならやってのけてしまいそうな気がしてしまうからおもしろいです。

人類史史上初の死なない男になってくれるかもしれません(笑)

これからも武井壮の活躍を楽しみにしつつ、彼から生き方を学んでいきたいです。

IDEA COLLAGE

勝俣泰斗の雑多な頭の中のコラージュ。

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